とはいえ、手術は思いのほか体に負担があるようでした。
数日程度は腕を動かすのにも制限があること、傷跡が目立ってしまうということも知りました。
治療そのものは日帰りでできるようでしたが、その後は長期間の休みは取りづらいですし、傷跡がどの程度になるのかも不安があったのです。
そこで、今回は手術は見送ることにしました。
他にも様々な治療が提案されましたが、特に気になったのはボトックスです。
こちらは、比較的軽い症状に向いているようですが脇汗を効果的に止めてくれますし、臭いの軽減にも役立つのことです。
永久的な効果ではないものの、数か月程度は持続するとのことなので、まずはこちらを試すことにしました。
ボトックスは美容医療でもよく利用されている方法です。
そうしたこともあり、保険適用はされないと考えていました。
今ではワキガ治療でのボトックスは保険適用になっているとのことで、治療費の面でも安心できました。
治療は短時間で終わりましたし、極細の注射針なので傷もほとんど目立ちません。