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ネクタイはスーツのVゾーンで最も目立つ部分に位置し、スーツの着こなしの主役となります。それだけにスーツとのコーディネイトが重要となり、その色や柄、素材や幅などで周りにどう見られるか印象が大きく変わってきます。 最近ではクールビズ等の影響もあり、ノーネクタイのスタイルもよく見かけますが、やはりネクタイは男性のオシャレの見せどころはないでしょうか。ここではネクタイを選ぶ時に大切なポイントをご紹介します。
基本的なネクタイの選び方
ネクタイを選ぶ時、あまりの種類の多さにどれを選んでいいいのか分からなくなった、という経験はありませんか?店頭には素材や織り柄、プリント、色、幅などバラエティーに富んだ商品が並べられています。
そんな時に、ただ「好きな色だから」「有名ブランドだから」という目線からだけで選ぶのは避けるべきです。どんなに立派なスーツを着ていても、ネクタイ選びのセンスのよし悪しでそれが台無しになってしまう場合がありますので、次に挙げるいくつかのポイントを押さえて上手なネクタイ選びをしましょう。
■全体のバランスを見て選ぶ
まず、ネクタイ選びで大切なことは、スーツ・シャツ・ネクタイの色と柄のバランスを整える事です。TPOに合っていないネクタイ選びはもってのほかですが、どんなに単体のデザインが良くても、ここのVゾーンのバランスが崩れているとその良さを十分に発揮できなくなってしまいます。TPOに応じたバランスの良い組み合わせで選ぶように心がけてください。
■必須アイテムで選ぶ
基本的にネクタイの形状はワイシャツの衿の形やスーツのスタイルに合わせる必要がありますが、最低限持っておくと良いと言われるアイテムがあります。それは、ネクタイ幅が3.5インチ(9cm)程度のもので、色はネイビーブルーやチャコールグレーなどダーク系、柄は小紋もしくはドットもしくは細めのストライプ柄、無地なら明るい色と暗色系がそれぞれあるとベストです。
あまり流行にとらわれすこれらのベーシックなものを揃えておけば安心でしょう。
■生地で選ぶ
ネクタイ選びの基準として、直接触ってみて布地のすべりが良いかどうか確かめてみてください。すべりが良ければ良い程ネクタイの美しい結び目がつくられます。できるだけ生地が柔らかく適度な張りのあるものを選ぶようにしましょう。
■形状で選ぶ
ネクタイ生地の薄さや生地の悪さをカバーする為に、ポリエステル製の芯を入れたり糊付け加工しているものがありますが、これはあまりおすすめできません。また、ネクタイの両端を両手で持って、軽く引張った時によれるようなネクタイも裁断・縫製がずれている事が考えられますので避けるべきです。
ネクタイの色選びのポイント
スーツスタイルでのコーディネイトとは、スーツ・シャツ・ネクタイの組み合わせのことを指します。
よく「柄」を重視して選ぶ方がいらっしゃいますが、ネクタイ選びは柄よりもむしろ色に重点を置いて選んだほうが良い場合があります。ネクタイを選ぶ時は、スーツの色と合わせるというよりも、まずはシャツとネクタイの組み合わせを決めた方がピッタリはまります。
ネクタイの中の1色をシャツの色に合わせるのが最もわかりやすい方法です。
■同系色でまとめる
全てを同系色でまとめるコーディネートが失敗しにくく簡単な選び方です。しかし、もちろん全て同じ色と言うわけではなく、濃淡や彩度差で変化をつけます。濃淡は、スーツが最も濃い色→次にネクタイ→シャツという順番が一般的です。例えばスーツが紺ならネクタイは青、シャツは水色といった具合です。
ただ、全てを同系色にするのは無難ですが変化がありません。従って、同系色を含んだシャツとネクタイの色を合わせて3色以内に抑えるとすっきりシャープなコーディネートになります。
■反対色でまとめる
シャツやスーツの色に対して反対色で組み合わせる方法もあります。例えばスーツが紺ならネクタイは赤といった具合です。少し上級者向けになりますが、インパクトのある洗練された印象を与えられますので、商談やプレゼンの場でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ネクタイの柄選びのポイント
ネクタイにはプリントや織り柄など様々な柄があります。
代表的なものは、「ストライプ」「ドット(水玉)」「小紋」「チェック」「ソリッド(無地)」です。
■ストライプ(縞)
一番オーソドックスなのはストライプのネクタイではないでしょうか。
ストライプの幅や配置、色の組み合わせによってバリエーションが豊かなので、必ず1本や2本はお手持ちだと思います。斜めに流れるストライプは「レジメンタル」と呼ばれ、向かって右上がりのアメリカンストライプと左上がりのヨーロピアンストライプの二種類があります。戦うイメージが最も強い柄になりますので、ビジネスの場に向いていると言えます。欧米ではスクールタイといって各学校、団体ごとにストライプの幅と色の組合せが決まっていますが、このようにストライプの幅と色の組合せが決まっているものをレジメンタルと呼んでいます。
■ドット(水玉)
ドット柄はエレガントで落ち着いた雰囲気を与えますので、パーティーなどのカジュアルな場面やプライベートで着用するのがおすすめです。特に極小のピンドットは、最もフォーマルな柄とされていますので、質の良いものを1つ揃えておくといざという時に重宝します。
■小紋
小紋柄はオンオフ問わずどのようなシーンでも使える万能選手なので利用価値があります。小さな柄を決まったパターンで配置する模様が小さい方がシックで上品な印象を与えますので、よりフォーマルな場にふさわしいと言えるでしょう。
■チェック
トラッドなチェック柄は比較的どのような場面にも合わせやすく、フレンドリー感じを出すのにも有効です。打ち解けたカジュアルな印象を与えられるのではないでしょうか。
■ソリッド(無地)
無地は織り柄の有無や素材よっても印象が違ってきます。柄物やクレリックのシャツに合わせやすく、とてもオシャレな印象です。
いづれも柄の合わせ方で注意しなければいけないところは、スーツ・シャツ・ネクタイの3点全てを柄ものにしないという事です。例えば、縦のストライプシャツにレジメンタルのネクタイや等、柄物は多くても2点までにしておきましょう。また、柄ものを組み合わせる場合は、片方は控えめな柄にしたり、ストライプの幅を変えたりするとバランスが取りやすく、洗練された印象を与えます。
ネクタイの上手なコーディネート術
よくあるコーディネートをまとまめました。スーツ・シャツ・ネクタイの色と柄が、バランスよく配置されているかという視点でコーディネートを楽しんでください。ワイシャツのカラーやネクタイの結び方のバリエーションを増やし、自分流のスタイルができあがれば完璧です。
■一般的なシャツとネクタイの組み合わせ
・【薄いストライプのシャツ】 + 【ストライプ・ドット・無地のネクタイ】
・【ハッキリしたストライプのシャツ】 + 【鮮やかな色のネクタイ】
・【クレリックシャツ】 + 【ドット・無地のネクタイ】
・【無地のカラーシャツ】 + 【同系色の無地・チェックのネクタイ】
・【グレー・ブラウン系のシャツ】 + 【やや濃い色のネクタイ】
・【薄いグレー系のシャツ】 + 【明るめのネクタイ】
■一般的なスーツとネクタイの組み合わせ
・濃いダーク系スーツ+明るく鮮やかな色のネクタイ
…中央に目立つ色を配置すると視線を中央へ集中させる効果があります。
・明るい淡い色のスーツ+濃く暗い色のネクタイ
…コントラストが生み出されるので、ぼんやりした印象を避けられます。
ネクタイのベストな幅は?
ネクタイ幅はその時の流行やメーカー(国産・海外製)かによって異なりますが、一般的には8cm〜10cmと言われています。ネクタイ幅はジャケットの下衿(ラペル)の幅や体型や比例させて選ぶのがベストバランスです。日本人の平均的な体型で8.5cm〜9cm程度が最も一般的。 細身の方はそれよりもやや狭いものを、大柄な方はやや広めの物を選びましょう。



















