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オーダー品と既製品の違とは一体どんな部分なのでしょうか。ここではそれぞれの特徴を分かりやすく比較しました。それそれのメリット・デメリットを知ってスーツ選びの参考にしてください。
オーダー品と既製品とは?
オーダー品とはお客様の個別の注文に対して特別に作られる商品のことです。一般的に「オーダーメイド」と呼ばれます。(注文を意味する「オーダー」と生産を意味する「メイド」を合わせた言葉)一方、既製品は「レディメイド」とも呼ばれ、一定の規格で作られた大量生産品を差します。
スーツの場合、テーラーに自分の好みや要望等を伝え注文し、特別に作られるオリジナルのスーツのことを「オーダースーツ」と言います。
スーツのオーダー品は大きく分けて「パターンオーダー」「イージーオーダー」「フルオーダー」の3つに分類されます。まずはそれぞれの特徴を簡単にご説明しましょう。
■パターンオーダー
イージーオーダーを簡略にして袖丈や身丈を微調整してサイズを合わせます。既製服(レディメイド)に補正サービスをつけたようなものです。 イージーオーダーよりも仕上がりまでの期間が短く、価格もリーズナブルで注文のハードルが低いですが、レディメイドのスーツとあまり変わらないため、オーダースーツ初心者の入門コースと位置付けられます。
■イージーオーダー
あらかじめ基本的な型紙のパターンが決まっていて、その中からサイズの一番近いデザインを選び、採寸を行って注文者に合わせてサイズに補正を加えながら製作します。フルオーダーの簡易版といったものです。フルオーダーに比べて希望を反映させる事が難しく自由度は低くなりますが、納期が短く比較的リーズナブルな価格で注文できます。
■フルオーダー
テーラーが採寸を元に一から型紙を起こし、裁断・縫製などすべて手作業で仕上げられます。自分の要望(デザインやボタンなど)をテーラーに細かく伝えられるので、オーダーの中では最も好みを反映させる事ができますが、それだけに時間も費用も要します。
オーダー品と既製品の比較
簡単に言うと、自分の思い通りに作れるのがオーダー品で、あらかじめ規格が限定された中で作られるのが既製品、ということがおわかりいただけたでしょうか。
既製品の魅力はやはり価格のリーズナブルさにあります。しかし、多くのデザインやサイズの中から満足する品を探すことは非常に困難です。
一方、オーダーメイドならテーラーによる個別の採寸を行うので、既製品にはないフィット感のある服を作り上げられます。全体のデザインはもちろん、細かいディテール(生地・裏地・ボタン・ステッチ・袖口・裾・ポケットの形状・位置など)こだわった、オリジナリティあふれる一品を作れるのも一つの楽しみ方です。
ここでオーダー品と既製品の違いをまとめてみました。
| オーダー品 | 既製品 | |
|---|---|---|
| サイズ | 身体のサイズに合わせて注文できる | ●サイズを限定した数種類程度 ●体のサイズに合わないことが多い |
| 生地・柄 | ●サイズを気にすることなく、自分の気に入った生地・色柄から選ぶことができる ●生地の質もよい |
●サイズも加味しながら規定の生地・色柄中から選ばなければならない ●モデルチェンジも多い |
| デザイン | 流行に左右されない | 流行により商品の入れ換わりが激しい |
| ディテール | 衿型・カフス・ポケット等を自分の好みで仕様変更できる(フルオーダースーツの場合) | 規格に合わせてあらかじめ機械生産 |
| 採寸 | テーラーが個別に採寸 | サイズを限定してあらかじめ機械生産 |
| 裁断縫製 | 手作業による注文加工(フルオーダースーツの場合) | 規格に合わせてあらかじめ機械生産 |
| 仕上がり | 注文して3週間から1カ月程度(フルオーダースーツの場合)世界に一つだけの品が完成 | ●購入したその日に持ち帰りできる ●流通範囲が広く、販売数が多いほどオリジナリティに欠ける |
既製品のメリット
既製品の魅力は、手軽さと価格のリーズナブルさにあります。
あらかじめサイズや規格を限定して大量生産することにより、リーズナブルさを実現していますのでサイズが合ってデザインも気に入れば間違いなくお得に購入できます。
通常は購入したその場で持ち帰りができるので、とりあえず取り急ぎスーツが必要な場合にはもってこいです。また、通常は店頭に陳列してある商品を自分の好みで自由に試着できますから、店員さんとのコミュニケーションが苦手な方や声をかけられるのが煩わしい・・・などとお感じになる方にも適しています。また、初めてスーツを購入する場合や、業務上スーツの使用頻度が高く複数のスーツの着回しが必要な場合にも利用価値があるでしょう。
逆にデメリットとしては、
・デザインや色柄の好みに合った物を探すのが難しい
・体のサイズにに合わないことが多い
・オーダー品に比べ生地や縫製の質が劣る場合がある
等が挙げられます。
オーダー品のメリット
オーダーメードの魅力は、着心地の良さと自分の思い通りのスタイルが実現できることにあります。
オーダーメイドでスーツを注文する際には、一般的に店舗において専門のテーラーが直接採寸します。オーダーの種類やスーツのデザイン、モデルによって採寸個所は異なりますが、上着では大きく9か所を採寸します。さらにフルオーダーの場合は更に細かく15か所前後もしくはそれ以上を採寸する場合もあるようです。これだけ多くの採寸を行えば、体にフィットしたスーツが仕上がるの納得できるのではないでしょうか。もちろん採寸は実際縫製に携わっているプロのテーラーにお任せするのが間違いありません。一人一人の体型やサイズを考慮して、スーツ全体のデザインまでもアドバイスしてくれるからです。
フルオーダースーツの場合は、既製品とは異なり手作業で仕上げられる部分が多く、流れ作業にはない丁寧で良質な縫製と仕上がりが期待できます。サイズが自分の体にフィットしているだけでなく、そのひと、1人1人を思い描きながら心をこめて作業してくれる事も、既製品にはない醍醐味です。
さらに品質が良く体のサイズが合っていると、着ていても余計な部分に負荷がかからないので長持ちもします。長い目で見てコストパフォーマンスが高いと思ってよいでしょう。
また、一度採寸すれば二度目以降にスーツを作るのがラクになります。一度オーダーで採寸すれば、通常データは店舗に保存されていますから、極端に体形が変わらない限り再度採寸をする必要はありません。2着目以降は生地とデザインと仕様を選ぶだけで簡単にオーダーできるので、特に忙しい方にとっては時間の削減にもなり大変有り難いシステムとなります。
スーツを作るならフルオーダーがおすすめ
スーツを着ている以上、一度はフルオーダーにチャレンジして頂きたいと思います。
フルオーダーの魅力は、テーラーによる個別の採寸を行い、その人だけの型紙を作って裁断・縫製するので、既製品にはない極上の「フィット感」のある服を作り上げられる事です。
また、スーツ全体のデザインはもちろん、細かいディテール(生地・裏地・ボタン・ステッチ・袖口・裾・ポケットの形状・位置など)全てにこだわった、オリジナリティあふれる個性的な一品を作ることも可能です。大人の男性だけに許された自由にコーディネートするする楽しさがあるのです。
それと同じ機会にオーダーシャツも合わせて作る事をおすすめします。特にイレギュラーな体型の方は特に、たいてい首回り、袖丈とも自分にピッタリのサイズを選ぶのに苦労されているのではないでしょうか。オーダーシャツなら一からサイズを測って作りますから、自分の体に合ったジャストサイズのシャツができ上がり、そんな悩みを一気に解決してくれるのです。
オーダーシャツは衿型・カフスの形状が数多く、何通りもの組み合わせが可能です。
オーダーシャツを身につける事により、スーツがより引き立つことでしょう。
当然これらのスーツやシャツを作るための時間と費用はかかりますが、それだけのものを費やしても作るだけの価値がオーダー品にはあります。サイズ合わない服を着ていると全体的にだらしない印象を与えてしまいますが、体にフィットしているスーツなら周りに好印象を与え社会的な信用度も増すことでしょう。また、 一度オーダー品に袖を通してその着心地を知ったら、もう既製品には戻れないというのもよく聞く話です。
さっそくあなたも「自分だけの一着」を作ってみませんか?



















