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全世界で共通に着用されているメンズスーツ。
メンズスーツはその国や地域によって、様々な影響によりその特徴や流行は変化します。
ここではイギリスのメンズスーツの成り立ちや特徴をご紹介しましょう。
イギリス スーツの発祥と伝統
イギリスは何といってもスーツ発祥の地です。現在のメンズスーツもイギリスの要素を含むものが多く出回っているように、スーツの起源でありメンズファッションの基本を築いてきました。
そして生まれたのが、最も伝統と格式があるとされるブリティッシュ・スタイルです。
ブリティッシュとは言うまでもなくイギリスのことで、全ての紳士服の原型となるスタイルになります。
現在のブリティッシュスタイルは元々イングリッシュ・ドレープスーツか発展しました。1928年頃、ロンドンにある仕立て屋が、外套の腰をベルトで締めることによって生まれる胸や背中のドレープが男らしい印象を与える事に気づきそのアイデアをスーツに取り入れたことが由来です。
歴史的にブリティッシュ・スタイルにはスーツ=ビジネスマンの衣裳という発想があります。同じ階級の仲間同士の服装という精神が今での根強く残っています。
イギリス スーツの発展と特徴
メンズスーツはイギリスロンドン中心部のメイフィアにある「サヴィルロウ」で発展しました。サヴィルロウは名門紳士服店が軒を並べていることで有名な一角です。英国のスーツスタイルの事をサヴィルロウスタイルというのは、仕立て屋が集まるここで生まれたスタイルというのが理由です。ここは、日本では「背広」という言葉の語源となった[ことでも知られています。
英国式スーツの伝統型である「ブリティッシュ・スタイル」の原型となりました。
基本的なスタイルは、パットを用いてかっちり仕上がるスクエアーショルダータイプです。肩幅とウエストは若干絞り込んだタイトめ、胸元の厚みを強調した男性的なシルエットが根源にあります。
ごくごくベーシックではありますが、素材や仕立てへのこだわりや探究心が強いのが特徴です。
イギリスのスーツの基本はオーダーメイドになります。イギリスに限りませんが、ヨーロッパのスーツの基準はイギリスにあるのでやはりスタンダードと言えるでしょう。イギリスでも既製品は作られているようですがが、その多くは国内で生産されているものではなく海外製になります。
イギリスのスーツメーカーの良さは、第一にとてもリーズナブルである事が挙げられます。第二にオーダースーツはもちろん、既製服にあたるパターンオーダーでさえも、手作業で仕上げる割合が高いのもその理由の一つです。これらは、イギリスがスーツ発祥の地である事も関係しているのではないでしょうか。
そのため、ある程度の流行を受け多少のテイストが変わるケースがあるにせよ、大幅に流行に左右されると言った事はほとんどありません。時代に流されない品格を保っているのがブリティッシュスタイルなのです。
イギリス スーツの基本スタイル
英国式スーツの伝統型である「ブリティッシュ・スタイル」の特徴をまとめました。
■全体的なスタイル
ウエストは若干絞り込んだハッキングシルエット、胸元のきれいなイングリッシュドレープです。
胸板を強調させて男性の力強さを表しています。
■肩幅
小さくタイトめにカチッと仕上げるのが特徴。
パッドが用いられた肩の張ったスクエアーショルダースタイルです。
■ジャケット
着丈はやや長く細め、後ろはサイドベンツ、そで口はタイトに仕上げます。
■ウエスト
タイトめに絞りすそにフレアーを出したシェープド・ラインが英国調。
高いウエストポイントも特徴です。
■色・柄
独創的で奇抜な色・柄は選ばれません。
色はネイビー・ダークブラウン・チャコールグレー、柄はストライプ・グレンチェック等伝統的・保守的なものが多く使用されます。生地はしっかりとしたものを使用しています。
■特徴的ディテール
シングル3つボタン3つ揃え又は打ち合わせの深いダブル、ハッキングポケット、サスペンダーボタン、チェンジポケット。
スタイルに合うのは白のシャツ、ストレートチップの靴、小物は黒のアイテムで統一するとシックに決まります。
ベルト、革靴、ブリーフケース、帽子などの小物を上手に利用して、上質でクールな印象を与えましょう。



















