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ネクタイピンについて
オーダーシャツの着こなしをワンランクアップさせてくれるアイテムのひとつが「ネクタイピン」。
「タイバー」とか「タイクリップ」とも呼ばれます。
しかし元々はおしゃれアイテムというより、ネクタイ本来のストレートな形状をシャツに固定させて維持させるために作られました。例えば、外出時にジャケットを脱いだ途端にネクタイが強風に煽られたり、ランチの時にネクタイがスープやソースで汚れてしまうのを防いでくれる、実用的な小物なのです。
ファッション性と機能性を兼ね備えたネクタイピン。ここではその選び方や正しいつけ方をご紹介したいと思います。
ネクタイピンの種類

ネクタイピンと一口に言ってもいくつかの種類に分かれます。代表的なものは以下の3つ。
●ワニ口タイプ(タイクリップ)
最もポピュラーなのがこの形で、バネの力をつかってシャツとネクタイを挟みます。着脱が簡単なのでおすすめです。
●クリップタイプ
マネークリップのように、金属そのものの力でシャツとネクタイを挟みます。使い続けると挟む力が弱くなるのが難点。
●タイタック
また、多くのネクタイピンに付いているチェーンですが、これはネクタイピンのズレや落下を防止するためのものです。チェーンの先に付いている「ボタン掛け」にシャツのボタンを通して使います。
ネクタイピンを動かしてチェーンがピンと張るように位置調節するのがポイントです。
位置
ネクタイピンを付ける位置ですが、絶対にこの位置というルールはありません。
最近ではネクタイの上の方に付けるのが流行っていますが、シャツの第3ボタンと第4ボタンの間で、ジャケットを羽織った時に第1ボタンの少し上になるように付けるのがオーソドクスなスタイル。といっても、ジャケットのボタンの位置もそれぞれなのでVゾーンが広い場合は低めに、狭い場合は高めに、とバランスを見ながら調節すると良いでしょう。
なお、ジャケットを脱いでシャツだけになる時はネクタイの下の方に留めなおすと便利です。
選び方

ネクタイありきのアイテムなので、ネクタイとのバランスが大切になります。
幅の細いネクタイであればショートタイプ、幅の太いネクタイであればロングタイプのネクタイピンを合わせます。
色はシルバーかゴールドが無難なチョイスと言えます。
特にシルバーはおすすめで、どんなシャツにもジャケットにも違和感なくコーディネート出来ます。
ゴールドのものもたくさん売られているので迷うところですが、ネクタイや着用シーンを選ぶので、まずはシルバーを持っておいてゴールドは2本目以降に買い足しましょう。
上級編
まっすぐに固定されたネクタイも清潔感がありますが、ネクタイピンを使い慣れてきたらネクタイを少し引き上げた位置で固定して、わざとたるみをつけてみましょう。
立体感が出てこなれ感のあるコーディネートが楽しめます。また、ビジネスシーンではおすすめ出来ませんが、ネクタイピンを斜めに付けるのが最近は世界のおしゃれ上級者の間で流行しています。
ネクタイピンがネクタイの横幅を超えてしまっている時や、変わった色やデザインのネクタイピンにも使えるテクニックですね。
ひと昔前まではネクタイピンというと「オジサンくさい」と言われかねませんでしたが、近頃は上品なスワロフスキーをあしらったワンポイントが付いていたり、女子ウケするようなデザインのものがたくさんあります。女子のみなさんは細かいところまで見ているので、おしゃれな人と思われたい人こそ、ネクタイピンを上手に使ってワンランク上のスーツスタイルを目指しましょう。
※この情報は変更することがありますのでご注意下さい。